公益財団法人 伊藤謝恩育英財団 Ito Scholarship Foundation

OB・OGからのメッセージ

2013/05/10

継続の先に

1998年度大学院博士 Wさん

ご援助していただいていた博士課程当時から今にいたって、変わらずバイオインフォマティクスの研究開発を行っています。当時、大きく伸びると思われていたこの分野は、ブームが去り苦しい状況に陥りましたが、2005年ごろの次世代シーケンサーの発明が大きなブレイクスルーを起こし、息を吹き返しました。現在はバイオベンチャーでこの次世代シーケンサーを使って遺伝病の原因変異を同定する技術開発とサービス提供を行っています。当時の「With You」に「将来、バイオインフォマティクスでガンの治療の開発も不可能ではありません」と書いた覚えがあるのですが、本当にそのような時代がやってきつつあります。毎日のように全国の病院から送られてくるガンサンプルを、バイオインフォマティクスを使って原因の特定をしており、今は17年間諦めずにこの分野を続けてきて良かったと思っています。ご援助いただいた奨学金は、私に対する投資であり、この投資に見合ったリターンを社会還元する義務があると考えています。今後も、バイオインフォマティクスを用いて、人々の健康増強の役に立てるように努力してまいります。
現在/株式会社理研ジェネシス
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