公益財団法人 伊藤謝恩育英財団 Ito Scholarship Foundation

OB・OGからのメッセージ

2015/02/16

学生時代の経験や出会いが支えに ~いままでの歩みを振り返って~

1998年度大学奨学生 Nさん

伊藤謝恩育英財団から温かいご支援をいただき、充実した学生生活を送ることができました。この場をお借りして、御礼申し上げます。遠方ということもあり、研修会にはほとんど出席できず、また当時は、合宿や研究発表等がなかったため、他の奨学生との交流の機会はほとんどありませんでしたが、毎年いただく「With You」が届けばすぐに開封し、奨学生やOB・OGの方の活躍を知り、「私も頑張ろう!」と励まされています。一度、大阪交流会に参加させていただいたときには初めてお会いするのに、なぜか懐かしい感じがし、また温かく受け入れてくださり、感動したのを覚えています。 社会人になって、早や12年が経過しました。私は、大学で看護学を専攻していました。入学当初は終末期の在宅看護に興味がありましたが、次第に公衆衛生や疾病予防に関心を持ち、保健師になることを決意しました。市役所保健師や大学教員を経て、現在に至ります。今は、感染症部門に配属され、地域住民や医療機関・施設等における感染症予防対策の推進や感染症患者や家族に対する対応等をおこない、「感染症から身を守ること」「感染症が起こっても、拡大を最小限に止めること」を目指しています。 保健師の仕事は、個人や集団、人々が生活を営んでいる地域に対して健康面からアプローチし、より健康的な生活が送れるよう、寄与できる仕事だと信じています。保健師の関わりがきっかけで、対象者が自分自身の健康管理に関心を持ち、行動が変わる姿を見られたときが一番嬉しい瞬間です。これからも丁寧に誠実に仕事をし、ひとりでも多くの人の「健康づくり」の支援をしていけるよう努力していきたいです。 仕事をするなかで辛いときもありますが、私の支えになっているのは、学生時代に部活に「一途に」打ちこめた経験、やり切ったという自信、そして大切な人たちとの出会いです。奨学生の皆さまには、ぜひ学生時代を謳歌していただき、学業はもちろんですが、学業以外の経験値もいっぱい積んでいただき、いろいろな方との出会いを大切にしていただきたいと思います。きっと、これからの人生の糧になると思います。 伊藤謝恩育英財団との「縁」を授かることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。財団の「謝恩」の文化を受け継ぎ、周囲の人を大切にし、また社会貢献できるよう日々精進したいと思います。
現在/兵庫県内行政保健師
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