公益財団法人 伊藤謝恩育英財団 Ito Scholarship Foundation

OB・OGからのメッセージ

2017/01/05

近況報告

2001年度大学奨学生 Lさん

16年前、私は日本留学を決め日本に行きました。受験を通ったとしてもどうやって学費と生活費をまかなっていくのかなどの具体的な計画は正直ありませんでしたが、とにかく人事を尽くして天命を待とうという少しは無茶な考えで留学を決めたのです。幸いにも、伊藤謝恩育英財団の奨学生に選ばれ、卒業するまで暖かいご支援を受けながら充実した大学生活を過ごすことができました。振り返ってみれば、無謀な面もありましたが、努力すればなんとかなるという私の信念を御財団が支えてくれたのです。日本での留学を終えて、個人的にはいろんな出来事がありました。韓国陸軍に入隊して、自ら志望してイラクに派兵されて間接的ながら戦争という状況を経験しました。その後は投資銀行に入社して週100時間以上という苛酷な勤務環境での生活も経験しました。そして現在は資産運用会社でのアナリスト役を経てポートフォリオ・マネージャーとして主に母国の韓国と日本の株式市場に対する投資業務に携わっています。情報収集と分析を通じて未来を予測し、それに従った投資ポートフォリオを構成・運用しながら、時には成長するための企業の資金調達をサポートするなど、自分の仕事を楽しみながら忙しい日々を過ごしています。私の持っている価値観、そして現在歩んでいるキャリアのファウンデーションはほとんど大学時代に形成されたと思いますが、それはまさに伊藤謝恩育英財団のサポートがあったからこそできたと思います。言葉では表現できないほどの無限な感謝の気持ちを伝えたいです。私の受けた多くの恩を、これからはもっと積極的に社会に、そして財団の仲間たちに返していくことができたら幸いです。
現在/Folger Hill Asset Management (Hong Kong) Limited マネジング・ディレクターポートフォリオ・マネージャー
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