公益財団法人 伊藤謝恩育英財団 Ito Scholarship Foundation

OB・OGからのメッセージ

2017/01/05

特別支援教育と私

2007年度大学奨学生 Hさん

私が勤務する学校は、小学部から高等部まで全校273名、県内最大級の肢体不自由・知的障害児の特別支援学校です。今年度、小学部3年生を担任しています。「元気」「好奇心旺盛」「何でもチャレンジ」の素敵な学年です。クラスの子どもは、思いを音声で伝えることが難しかったり、見通しが持てず強く不安になったりして、活動への参加が難しい場合があります。そこで特別支援教育では、周囲の環境を整え、"全ての"子どもが活動できる状況を作り、持てる力をいかんなく発揮できるよう支援します。例えば、見通しが持てるよう、最初に活動のメニューを写真で示したり、タブレット端末やサイン(身振り)で意思疎通を図れるようにしたり等々、一人ひとりの実態を総合的に捉えた指導・支援を行います。私は子ども達の"今"を担っています。そこに大きな責任を感じるとともに、障害による生活上の困難を改善し、豊かに生きていけるよう、丁寧に指導・支援していくことに誇りを感じています。財団からのご支援、そして仲間と過ごした貴重な時間が今の自分へとつながっています。
現在/石川県立明和特別支援学校小学部 教諭
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