公益財団法人 伊藤謝恩育英財団 Ito Scholarship Foundation

OB・OGからのメッセージ

2019/01/04

憧れの職業に就いて

2003年度大学奨学生 Yさん

私は中学生になって、バレーボールに出会い、それをきっかけに自分が変わることができたと思っています。そのとき私を成長させてくださった先生方や仲間、そして日本の学校というシステムに感謝し、自分も生涯バレーボールを続けていきたいと思い、教師を志しました。望む大学への進学も財団の温かいご支援のおかげで実現し、財団の方々や奨学生の方々との出会いによってまた成長でき、今の私があると感じています。
今教育の現場では、部活動は窮地に立たされていると感じます。確かにブラックな面はあるかもしれません。しかし、この「日本の部活動システム」は授業や行事だけでは得られない貴重な体験ができる、素晴らしい活動だと思います。それは私たち教師の立場からしても同じで、部活動の時間は非常に濃密で充実した時間です。私は、「謝恩」の言葉を胸に、自分を成長させてくれたこのバレーボールでも、目の前の子どもたちの成長に還元していければと思っています。そのために日々研鑽を怠らず、努力してまいります。
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