公益財団法人 伊藤謝恩育英財団 Ito Scholarship Foundation

OB・OGからのメッセージ

2022/12/23

「感謝」と「つながり」を大切に...

2006年度大学奨学生 Fさん

私は、2006年度奨学生として、財団からご支援をいただきました。経済面を応援していただいただけでなく、「感謝」と「つながり」を大事にする生き方を教えていただけたことがとても大きく、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。 おかげさまで、面接時にもお話していた夢を叶えることができ、今は小児病棟で働いています。子どもたちが主体的に医療経験や入院生活を乗り越えられるように、寄り添いながら、相談しながら、一緒にがんばったり、一緒に思いっきり遊んだりしています。子どもたちが持つ力を最大限に発揮できるように、その子がその子らしくいられるように、ちょっとお手伝いさせてもらえたら...な~んて思いながらお仕事していますが、私の方がパワーをもらっています。紙面掲載の写真は、オンラインで沖縄美ら海水族館とつながり、ジンベエザメの遠隔授業に参加している時の様子です。長い間病院内だけで生活している子どもたちが水族館へ、しかも沖縄へ、ちょっと「お出かけ」できる素敵な機会をお届けくださる沖縄美ら海水族館様に感謝、「もっと見たかったんよ!」等の子どもたちの言葉や笑顔が嬉しく、伝えてくれることにも感謝、私の元気の源です。そして、子どもたちがくれる絵やお手紙は私の宝物です。 コロナ禍が長く続いていますが、皆様が自分らしくいられる「つながり」、幸せを感じられる「つながり」にたくさん出会えるよう、願っています。
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