創立者プロフィール

（1924～2023）

イトーヨーカドーグループ（現在のセブン＆アイ・ホールディングス）創業者。

横浜市立商業専門学校（現在の横浜市立大学）を卒業し、1945年から今日のイトーヨーカドーの前身である東京・足立区北千住の小さな洋品店「羊華堂」を、母と兄と共同で再開。家族で力をあわせ商売を軌道に乗せたが、1956年進学を助けてくれた兄を病気で失う。その後、社長に就任し商売に専念。多くの方々のご恩とお客様のご支持をいただき、1958年株式会社イトーヨーカ堂を設立。
イトーヨーカドー、セブン-イレブン、デニーズなどセブン＆アイ・ホールディングスの創業者として、革新的経営を導入、各地に事業を展開した。
商人・伊藤の鉄則は、「常に浮利を追わず」「人間は好みに滅ぶ」。

創立者からのメッセージ

伊藤謝恩育英財団は、若者の中で21世紀を担う人として、逆境にひるまず「自ら学ぶ」気概と行動力があり、且つ温かい心で周囲を明るくし、皆から人望のある人を応援したいと考えます。そして、その人たちがこの奨学金を勉学のために有効に活かし、その感謝の気持ちをさらに次の世代の若者に引き継いでくれることを願っています。

奨学生応募者の皆様へ

当財団は、株式会社イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊が、「ご縁」があった方々への「ありがとう」という気持ちと、日頃からイトーヨーカドーをご利用いただいているお客様に対する感謝の意味を込めて設立しました。
「自ら学びたいことがあるにもかかわらず、経済的な理由で苦学を強いられる若者を援助したい」これが当財団の想いです。したがいまして、学問の分野や卒業後の進路などの制約は一切ありません。また、原則として、奨学金を返済する必要もありません（採用後、奨学生として相応しくないと判断した場合を除く）。
当財団の望みは、奨学生の皆さんが「謝恩」の心を忘れずに常に前進する気持ちを持ち続けてくれること、ただ一つです。
奨学生募集に当たりましては、「経済的理由があること」、「自ら学ぶ意欲が旺盛であること」、「感謝の気持ちが強く、誠実であること」を中心に選考させていただきます。

公益財団法人　伊藤謝恩育英財団

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